2017年3月23日(金)

2017-03-23
実技指導を担当して20年以上になりますが、これまでにこの講座で感じていることをご紹介します。
まず一つは、「非日常」の空間。
教室のドアを閉めると、それまでとは全く違う、日常とは違う世界に入り込んだような感覚を覚えながらの体験学習が始まります。
二つ目は、染み込む「聴く」力。
「聴く」ということを、プロセスを踏みながら丁寧に丁寧に学んでいくのは、この講座ならではです。「聴く」ことの実習を重ねることで、体験して学んだことを理論で検証しながら、しっかりと身につけていきます。このような積み重ねでこそ、感覚を研ぎ澄まし相手の気持ちを「聴く」力が身に備わります。
そして三つ目は、一致協力。
年齢・職業・性別の違うメンバーが、互いに信頼関係を築きながら共に学んでいく中で、目標達成に向けて協調協力する姿勢は、学校や会社の同期には無い環境です。受講される皆さんの目的はそれぞれでしょうが、分野が違っても同じ目標達成に向け団結するようです。
私が感じてきた講座の特徴をご紹介しましたが、クラスの雰囲気はもちろん一様ではありません。それは皆さんの多様な個性が作り出したものだと思います。
産業カウンセラーに向かって、皆さんそれぞれが新たな一歩で邁進されますよう、願っております。
通学 K